イラクサ科ウワバミソウ属
茎の太いものを採取し、さっと茹でて細かく包丁で叩くと粘りが出る。味付けしてご飯のお供に。秋に茎の節が膨らみ、ムカゴができる。これを醤油漬けにすると美味
セリ科セリ属
若い全草を食用に。花期の全草を乾燥させ、煎じたものを健胃、鎮痛、下痢止めに利用できる
ユリ科ホトトギス属
葉の表面に油点があるため見つけやすい。アクが無く、きゅうりの様な爽やかな味で酢の物などに良く合う
マメ科ソラマメ属
若芽を素揚げしてビールのお供に。マメの味。別名アズキナともいう。お浸しでも美味
キンポウゲ科イチリンソウ属
若葉を塩一つまみ加えた熱湯で茹で、冷水にさらす。おひたし、和えもの、汁の実など。葉が猛毒のトリカブトに似ているため、心配なら花芽やつぼみが出てから採取する
ウコギ科ハリギリ属
新芽の天ぷらは、コクがあってタラの芽より美味。おひたし等にする際は塩一つまみ加えた熱湯で茹で、冷水にさらす
ユリ科ウバユリ属
葉が大きく葉脈が血管のよう。鱗茎はユリ根で、花期以外の時期に掘る。若葉、鱗茎ともに塩一つまみ加えた熱湯で茹で、冷水にさらしてから調理する
スイカズラ科ニワトコ属
3~5月頃細かな白い花が咲く。新芽の天ぷらは美味だが、青酸配糖体を含むため食べ過ぎに注意。西洋ニワトコ程香りは強くない。昔から薬用とされ、特に葉は煎じたものを飲用して発汗・解熱・むくみ・腫れ物・利尿に、温湿布として関節の痛みや骨折の余後に利用。乾燥させた花や枝葉は浴湯料として神経痛やリウマチの緩和に利用
オミナエシ科カノコソウ属
里山~山地のやや湿った林床に生える多年草。根際から細長い走出枝を四方に伸ばし、やわらかな茎を直立させ、20~40㎝内外の草丈になる。根生葉は長さ1.5~4㎝内外の広卵形で長い柄があり、ロゼット状になる。茎葉は対生で羽状複葉もしくは深裂し、裂片には粗い鋸歯がある。4~5月頃茎先に散房状の花茎を出し、白色または帯淡紅白色の花を沢山つける。4~5月の若葉・茎を食用にする。ホウレンソウのような味